数年前の『輝け命』の講演会
私にとって
ある意味賭けのステージでした。
私の半生を語った講演会…
その内容には、
母への言えなかった本音も入ってます。
私がドン底に居たとき母の一言で
光を貰ってメイクの世界へ飛び込んだ事。
一人で五人の子供を育てた母。
朝から晩まで働いてる母に
我が儘言えず、
我慢ぐせがつき、、
いつしか母には本音を言えない
親子関係になってたって事。
幼い頃、両親ではなく
祖父母に育てられてた私なので
両親の愛が欲しかったと
寂しく思ってたけど、
離れてても実は、愛をもらってた事に
気づいた事。
祖母や母のから貰った愛を
これから出逢っていく方々に
分けて与えていくこと。
こんな内容…
この内容をメイクをしながら、
講演をするという登壇スタイル。
そして、メイクモデルには
母を選びました…
この内容を聞いて、
(母はもしかして怒るかもしれない。)
私も怖かった、、
でも、あえて母をモデルに選びました。
母には
「講演会でメイクモデルが必要だから、
顔かしてね。」
とだけ伝えて
ステージに上がってもらいました。
講演しながら、母をメイク。。
私の話を聞きながら
母の目には涙が浮かんでました。
私は、グッと涙をこらえ話しました。
講演が終わると
とても心が軽くなってました。
会場の皆さまにも、
モデルが母であることは内緒
メイク&講話が終わって
「実は…この人が私の母です」
と打ち明けると、
会場からどよめきと拍手…
母は…
「そんな想いで生きてきたんだねー
話してくれて、ありがとう。」
と母からの言葉。
「会場のみなさま。娘の講演会にこんなに沢山の皆さまが
足を運んでくれて、とても嬉しく想います。
こんな皆さまに支えられてる娘なんだな。と思うと嬉しいです。
どうぞ、これからも娘のことを宜しくお願い致します。」
と会場のみなさまに、頭を下げてました。
母との距離がグッと近くなりました。
心に引っ掛かっている事を
一つ一つほどいて手放す事で、
本来の生まれたての自分自身に
少しづつ戻っていきました。
あの時の場面を思い出すことで、
また新たな自分の中の手放せてなかった感情を解放できたかもです
2020年もあと4カ月
手放したいことは、サラッと手放して
次の自分のステップへのビジョンを鮮明にイメージして進みましょ
明日もみなさまにとって、
良い日になりますように。
ゆみ